かめたんのマンション管理Memo

耐震診断及び耐震改修(管20-28)

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【問題】
マンションの耐震診断及び耐震改修に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 耐震診断の結果として得られる当該建築物のIs値については、その値が小さいほど耐震性が低いとされる。

2 建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づく建築基準法の特例措置を受けるためには、耐震改修計画についての認定を受ける必要がある。

3 耐震改修工事を行う場合には、必ず建築確認申請をしなければならない。

4 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準では、診断内容の違いにより1次診断から3次診断までがある。

【管理業務主任者試験 平成20年第28問】
(さらに…)

外壁タイルの劣化調査(管20-27)

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【問題】
外壁タイルの劣化調査に用いる用具で最も不適切なものは、次のうちどれか。

1 ファイバースコープ

2 テストハンマー

3 サーモカメラ

4 建研式接着力試験器

【管理業務主任者試験 平成20年第27問】


マンション


【解答】
1 最も不適切
ファイバースコープ

ファイバースコープ

ファイバースコープ(内視鏡)とは、ガラス繊維とケーブルと光源装置を用いて、配管や機器の内部を見る用具である。
よって、外観タイルの劣化調査に用いる用具とはならない。


2 適切
テストハンマー

テストハンマー

テストハンマーは、試験用槌で、外壁タイルの浮やネジの締り具合を検査するハンマーである。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


3 適切
サーモカメラ

サーモカメラ

サーモカメラとは、接触することなく、遠方から画像により調査できるため、剥離の形状・大きさ・位置をより正確に把握できる。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


4 適切
建研式接着力試験器

建研式接着力試験器

建研式接着力試験器は、壁面に対して垂直方向にタイルを引っ張って接着強さを測定する検査です。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


したがって、解答(最も不適切)は1です。

管理者からのコメント

外壁の劣化の種類と現象(管20-26)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
共同住宅の外壁の劣化の種類と現象に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された状態をいう。

2 エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。

3 チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。

4 はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

【管理業務主任者試験 平成20年第26問】


マンション


【解答】
1 不適切
ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された 鉄筋の腐食による膨張圧により、コンクリート表面の小部分が円錐形のくぼみ包帯に破壊された状態をいう。
ポップアウト現象
コンクリートの内部破壊ではなく、表面破壊である。

2 適切
エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。
エフロレッセンス現象

3 適切
チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。
チョーキング現象

4 適切
はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

したがって、解答(最も不適切)は1です。

管理者からのコメント

温水に関する問題(管20-24)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
給湯に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 湯によるやけどは、湯温と湯に接触する時間に関係し、接触時間を10秒とするとやけどをしない湯温の限界は70℃程度である。

2 水に対する気体の溶解度は、水温が高くなるほど小さくなるため、水中に溶け込んでいた溶存気体は水を加熱するに従って分離する。

3 サーモスタット式混合栓を用いる場合、混合栓での設定温度と混合栓に供給される湯温の差が小さいほど安定した出湯温度が得られる。

4 貯湯式給湯機の場合、水道用減圧弁を介して給湯機に給水すれば、出口側に逃がし弁(機体内の圧力を減圧する安全弁)の設置は不要である。

【管理業務主任者試験 平成20年24問】


マンション


【解答】
1 誤ってる
湯によるやけどは、湯温と湯に接触する時間に関係し、接触時間を10秒とするとやけどをしない湯温の限界は70℃ 60℃程度である。
熱傷深度は熱源の温度と接触時間に比例します。深いやけどになるのは、80℃のお湯だと1~2秒、60℃では10秒、低温でも長く接すると低温やけどを起こし、重症になることがある(大分こども病院 にこにこニュースより)。
(こんな問題出してもいいのか?)

2 正しい
水に対する気体の溶解度は、水温が高くなるほど小さくなるため、水中に溶け込んでいた溶存気体は水を加熱するに従って分離する。

3 誤ってる
サーモスタット式混合水栓とは、湯と水を混合して、一つの蛇口から流し出す構造の水栓金具で、サーモスタットによって、温度調節ができるものを言います。サーモスタット式混合水栓は、設定された温度で給湯できると言う特徴があります。
よって、「湯温の差が小さいほど安定した出湯温度が得られる。」わけではない。

4 誤ってる
貯湯式給湯機の場合、水道用減圧弁を介して給湯機に給水すれば、出口側に逃がし弁(機体内の圧力を減圧する安全弁)の設置は不要 設置は必要である。

したがって、解答(最も適切)は2です。

管理者からのコメント

避難設備等(管20-18)

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【問題】
共同住宅の避難施設等に関する次の記述のうち、建築基準法によれば、誤っているものはどれか。なお、主要構造部は耐火構造であり、避難階は1階とし、階避難安全検証法、全館避難安全検証法及び国土交通大臣の認定については考慮しないものとする。

1 該当階の住戸の床面積の合計が100㎡を超える場合、両側に居室のある共用廊下の幅は、1.6m以上としなければならない。

2 避難階又は地上に通ずる直通階段までの歩行距離に関する制限については、住戸内の歩行距離を無視してよい。

3 6階の居室の床面積の合計が200㎡を超える場合は、2以上の直通階段を設けなければならない。

4 屋外に設ける避難階段及び避難階における屋外への出口から道又は公園、広場、その他の空地に通ずる敷地内の通路の幅員は、1.5m以上でなければならない。

【管理業務主任者試験 平成20年第18問】


マンション


【解答】
1 正しい
該当階の住戸の床面積の合計が100㎡を超える場合両側に居室のある共用廊下の幅は、1.6m以上としなければならない。

(建築基準法施行令第119条)

廊下の配置 両側に居室がある廊下における場合(単位 メートル) その他の廊下における場合(単位 メートル)
廊下の用途
小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校における児童用又は生徒用のもの 2.3 1.8
病院における患者用のもの、共同住宅の住戸若しくは住室の床面積の合計が百平方メートルをこえる階における共用のもの又は三室以下の専用のものを除き居室の床面積の合計が二百平方メートル(地階にあつては、百平方メートル)をこえる階におけるもの 1.6 1.2

2 誤ってる
避難階又は地上に通ずる直通階段までの歩行距離に関する制限については、住戸内の歩行距離を無視してよい 一定数値以下としなければならない
(建築基準法施行令第120条)

3 正しい
6階の居室の床面積の合計が200㎡を超える場合は、2以上の直通階段を設けなければならない。
(建築基準法施行令第121条1項6号イ)

4 正しい
屋外に設ける避難階段及び避難階における屋外への出口から道又は公園、広場、その他の空地に通ずる敷地内の通路の幅員は、1.5m以上でなければならない。
(建築基準法施行令第128条)

したがって、解答(誤り)は2です。

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